GROUND株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:宮田啓友、以下GROUND)は、家具・インテリア製造小売業大手の株式会社ニトリホールディングス様(以下ニトリ)との納入契約に基づき、インドのロボットベンチャー企業GreyOrange社の物流ロボット「Butler」の国内初稼働を迎えましたので発表いたします。

GROUND株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:宮田啓友、以下GROUND)は、家具・インテリア製造小売業大手の株式会社ニトリホールディングス様(以下ニトリ)との納入契約に基づき、インドのロボットベンチャー企業GreyOrange社の物流ロボット「Butler」の国内初稼働を迎えましたので発表いたします。
この度の初稼働は、ニトリグループの物流会社である株式会社ホームロジスティクス様(以下ホームロジスティクス)が運営する西日本通販発送センター(大阪府茨木市)におけるもので、79台のButlerロボットがセンター内を動き回ることで、同センターにおける商品の入出庫および保管業務の自動化・省人化の実現を目指しています。


Butlerは、GROUND株式会社の登録商標または商標です。

本日は「Butler」の稼働開始を記念してニトリグループ様の主催により報道関係者の皆様を対象とした内覧会が開催され、会場ではホームロジスティクス代表取締役社長・松浦様の挨拶のもと、同社概要およびButlerシステムの導入経緯が説明され、その後はインドGreyOrange社共同創業者兼CEOのSamay Kohli(サメイ・コーリ)により、「Butler」の先進性とButlerシステムがもたらす高い合理化効果についてプレゼンテーションが行われました。センター内では「Butler」による実際の業務と並行して報道関係者向けのデモも実施され、コンベヤと統合されたシステムの完成度について大きな関心が寄せられました。

「Butler」は、物流センターの床面を移動するロボットが可搬式の棚の下に潜り込み、作業者の元に棚ごと商品を届けることで、センター内の省人化を実現する画期的な物流ロボットシステムです。「Butler」はロボット本体に加えて、専用の可搬式棚(MSU)、ピッキングおよび棚入れを行うためのワークステーション(PPS)、ロボットが自律的に充電を行うオートチャージャー(ACDS)、システム全体を制御するソフトウェア(WCS)の5点で構成されています。「Butler」 導入後の物流センターでは、商品の棚入れ・ピッキング作業工程において、従来型の作業方法に比較して大幅な省力化を実現します。

GROUNDは、我が国における生産労働人口の減少により労働力不足に直面している物流現場の問題に対し、AI(人工知能)・ロボティクスに代表される最先端のテクノロジーに基づくクラウド型物流プラットフォームの提供を通じて、飛躍的な生産性の向上を実現することにより問題の解決に寄与していきます。GROUNDは、“Intelligent Logistics”の創造を通して、日本の物流現場の未来を支えて参ります。

GROUND株式会社について
GROUNDは、“Intelligent Logistics”の創造を目指して、世界最先端のテクノロジー(LogiTech)に基づく革新的ソリューションによって創り上げられる物流オープンプラットフォームの提供を行う企業です。“Intelligent Logistics”は、既に国内で稼働を開始した「Butler」を始めとするハードウェアと、在庫配置・物流センター内業務の最適化を実現する自社開発の「DyAS」に代表されるソフトウェアにより構成されています。代表の宮田を始めとする経営陣は、インターネット・Eコマース業界において豊富な経験を持ち、物流オペレーションの合理化に寄与する国内外のテクノロジーに関して幅広い知識を有しております。これらの経験・知識を背景に、複雑かつ高度な物流オペレーションの実現が求められる企業に対して、ハードウェア及びソフトウェアの両面で最適なソリューションを提供しております。

社名:   GROUND株式会社
事業概要: LogiTechによる“Intelligent Logistics”創造事業
設立:   2015年4月
所在地:  東京都江東区青海二丁目7-4 the SOHO 3F
代表者:  代表取締役社長 宮田啓友
資本金:  10億円(2017年6月27日現在)
URL:   http://groundinc.co.jp